2002/05-2002/07:9週間目のスケジュール
さて、最後の週になりました。
基本的に減量のための期間限定エクササイズはこの週で終わりです。しかし、今後落とした体重や体脂肪を維持していくことはより大切なことだといえます。
今回は、最後の締めくくりとして、今後の対策について述べておきたいと思います。
基本的な考え方は第1週と同じです。
【ストレッチング】
2週間目と同じプログラムで結構です。
エクササイズ種目 | 時間(秒) |
手首(背屈) | 10 |
手首(底屈) | 10 |
三角筋 | 10 |
上背部 | 15 |
胸 | 15 |
下腿部 | 15 |
大腿部後面 | 20-30 |
大腿部前面 | 20 |
股関節 | 20-30 |
開脚 | 20-30 |
おなか | 10-15 |
下背部 | 20-30 |
【実技】
【筋力トレーニング】
カンフー エクササイズも少しずつハードになっていきますし、1日に行うのは難しいかもしれません。その場合は、カンフー エクササイズと筋力トレーニングを別の日に分けて行ってもかまいません。
部位 | 種目 | 低体力 | 標準 | 高体力 |
上半身 | プッシュアップ(膝つき) | - | 15回×2セット | - |
上半身 | プッシュアップ(床) | - | - | 15回×2セット |
下半身 | ボディウエイト スクワット | 20回×2セット | 30回×2セット | 40回×2セット |
体幹部 | クランチ | 10回×2セット | 15回×2セット | 20回×2セット |
【ストレッチング】
→ 詳しくは「食事へ気を配る」などをごらんください。
【25日目・26日目・27日目・調整日】
1) エクササイズのパート
エクササイズ種目 | 低体力 | 標準 | 高体力 |
エクササイズ - 直拳(少しずつ速く) | 3分 | 4分 | 5分 |
クレセント キック(少しずつ速く) | 1分 | 1分30秒 | 2分 |
フロント/バックステップ(少しずつ速く) 右前 | 30秒 | 1分 | 1分30秒 |
フロント/バックステップ(少しずつ速く) 左前 | 30秒 | 1分 | 1分30秒 |
サイドステップ(少しずつ速く) 右前 | 30秒 | 1分 | 1分30秒 |
サイドステップ(少しずつ速く) 左前 | 30秒 | 1分 | 1分30秒 |
ワン ツー パンチ 右前 | 30秒 | 1分 | 1分30秒 |
ワン ツー パンチ 左前 | 30秒 | 1分 | 1分30秒 |
スピン バック キック(右前) | 5本 | 5本 | 10本 |
スピン バック キック(左前) | 5本 | 5本 | 10本 |
スピニング ホイール キック(右前) | 5本 | 5本 | 10本 |
スピニング ホイール キック(左前) | 5本 | 5本 | 10本 |
シャドウ エクササイズ | 2分×2ラウンド | 3分×3ラウンド | 3分×4ラウンド |
合計時間の目安 | 14分 | 23分30秒 | 34分 |
【最終日】
プログラムの前に測定した体重、体脂肪率、ウエストサイズ、その他ご自分で測定した項目について、あらためて測定してみましょう。
今回の反省点でもありますが、掲示板を除いた記録のシステムとICOのシステムでは連動する部分がなかったために、私のほうでみなさまの経過を追うことができませんでした。今後このようなイベントを行うかどうかについては未定ですが、もし行うとすれば、ICO の側でみなさまのエクササイズの度合いなどを管理するシステムが必須であるように感じました。
さて、みなさまはいかがだったでしょうか?
私の側では、みなさまの状態がどのような状態にあるのか、まったくつかめていません。
今回のプログラムは無料ですし、申し込みも自由なら、それを行う・行わないも自由です。申し込み時のモチベーションの高さや、目標の確実性などによって、みなさまの現在の状態はかなり異なっていると思います。
まず、1.についてYesとこたえられた方は、減量プログラムの入り口に立つことができた方だと思います。オンラインコース、特に無料の場合、申し込みはしてもそのまま、というケースは決して少なくないと予想されますが、そのような中で1回でも体験をしてみた、ということは現実的な減量のための意志があったのではないかと思います。Noとお答えになった方は、すでにこのページをごらんになっていない可能性もありますが、さほど減量に対する意志が強くなかったか、プログラムをみて合わないと判断されたか、いろいろな理由があると思います。ただ、目標をなにか達成しようと思ったときは、そのためのなにかを始めないと、なにも変わりません。待っていても、なにも得られないのです。
次に2.について。最後まで続けられた方はたしかなモチベーションを維持された方だと思います。今回はオンラインで、しかも通常の筋トレなどより難しいフォームを覚えていかなければなりませんでした。フォロー体制も掲示板のみでしかなく、ほんとうに申し訳ないと思っています。このような中で続けられた、ということは大変すばらしいことですし、またICOとしては大変にありがたいことです。すでに述べましたが、もし以後このような期間限定のプログラムを実行する場合は、ICOの側の準備をより整えてから行いたいと考えています。プログラムのほうがわかりにくく、あるいは面白みがなく、続けられなかった、という方については、お詫びいたします。ただ、気づかないうちに「継続できない理由」を作ってしまって、それを口実にしていなかったか、という点についてはぜひ一度振り返っていただきたい面です。今後も同じことを繰り返さないためには、「よりラクな道」「逃げ道」を選択しない意志の強さもある程度必要になります。
最後の3.について。結構高い目標を設定されている方が多かったので、Yesとこたえられた方は、かなりの努力をされたのではないかと思います。ただ、減量は、減量を達成することだけでなく、その状態をできる限り長く保つことが重要になります。今後維持をされる場合は、維持をするための気持ちの維持が必要になりますし、より進めたいという方は、あらためて目標を切り直しをする必要があるでしょう。目標が達成できなかった、という方の場合、最初に設定された目標が大きすぎたというケースもあるでしょうし、正しく行ったはずなのに、減量が思ったほど進まなかった、というケースもあると思います。この点については、ICOそのもので減量管理システムを持っていなかったため、私の側でのきめ細かなアドバイスなどを行うことができませんでした。実際にお会いして行う方法とくらべて、その難しさをあらためて実感した次第です。こういった意味で、みなさまにはご迷惑をおかけしたと思います。
今後のプログラムの立てかたについては、4) で解説をさせていただくことにします。