OLD FAT-LOSS BBS:ICO / Fitness Club On-line
[00230] 1608 byte 投稿日時: 2000年5月16日(火) 1時5分53秒 ホスト名: PPP308.tokyo-ap5.dti.ne.jp(210.170.148.124) ブラウザ: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows NT 5.0)
投稿者: 中原 雄一 e-mail: URL: (入力されていません)
こんにちは。 アメリカでは炭水化物40%、蛋白質30%、脂肪30%というバランスで とるという方法が流行しているようですね。4・3・3ダイエットとい われているもので、バリー・シアーズという人が提唱しているもので す。これは、有酸素運動のトレーニングとして有名なマフェトン理論 などでも応用されているようですが、単純に上記のように大きく分けて しまえばいいというものでもないようです。炭水化物を構成する要素、 脂肪を構成する要素のバランスも重視されます。 もちろん、このようなエネルギー摂取の割合は確かに減量にも影響を 及ぼしますが、一番大切なことは、エネルギーの総量であると、栄養士 さんは口を揃えます。例えば脂肪が多い食事であっても、1日の総量が 1000kcalというのであれば、ほとんどの場合でやせるでしょう。 食事の割合についても流行りすたりがありますが、それぞれに根拠が 与えられています。4・3・3優れている面も多いと推定されますが、 だからといってそれが絶対的に優れている、ということはいえません。 というのは、ある側面から見てある理論は正しくても、反対側から見れ ば、こういうリスクがある、というのは、どの方法についてもいえる ことです。また、4・3・3が日本人の好みに合うか、高脂肪が遺伝によ る性質に影響を与える可能性はないかなどの反証もあるでしょう。 高脂肪食による肥満遺伝子の影響については、ピマインディアンの例 が知られています。読み物としては「講談社ブルーバックス『肥満 遺伝子』に分かりやすく述べられています。 日本でも食事に占める脂肪の割合が年々増加していますが、それに比例 して欧米型の肥満が増加しています。もちろん、それは高脂肪食による 影響だけではないと考えられますし、また4・3・3とはかけ離れた意味 での高脂肪食です。 単純に高脂肪食というのではなく、その意味合いを理解して実践する ことが大切であるといえるでしょう。
<227> アメリカの情報 (肥満) 05/15 17:55 └>230< Re: アメリカの情報 (中原 雄一) 05/16 01:05