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中原雄一( 21/10/20 Wed 22:43 更新)

減量BBS

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投稿日時: 2000年5月16日(火) 1時5分53秒
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Re: アメリカの情報

投稿者: 中原 雄一
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こんにちは。
アメリカでは炭水化物40%、蛋白質30%、脂肪30%というバランスで
とるという方法が流行しているようですね。4・3・3ダイエットとい
われているもので、バリー・シアーズという人が提唱しているもので
す。これは、有酸素運動のトレーニングとして有名なマフェトン理論
などでも応用されているようですが、単純に上記のように大きく分けて
しまえばいいというものでもないようです。炭水化物を構成する要素、
脂肪を構成する要素のバランスも重視されます。
もちろん、このようなエネルギー摂取の割合は確かに減量にも影響を
及ぼしますが、一番大切なことは、エネルギーの総量であると、栄養士
さんは口を揃えます。例えば脂肪が多い食事であっても、1日の総量が
1000kcalというのであれば、ほとんどの場合でやせるでしょう。
食事の割合についても流行りすたりがありますが、それぞれに根拠が
与えられています。4・3・3優れている面も多いと推定されますが、
だからといってそれが絶対的に優れている、ということはいえません。
というのは、ある側面から見てある理論は正しくても、反対側から見れ
ば、こういうリスクがある、というのは、どの方法についてもいえる
ことです。また、4・3・3が日本人の好みに合うか、高脂肪が遺伝によ
る性質に影響を与える可能性はないかなどの反証もあるでしょう。
高脂肪食による肥満遺伝子の影響については、ピマインディアンの例
が知られています。読み物としては「講談社ブルーバックス『肥満
遺伝子』に分かりやすく述べられています。
日本でも食事に占める脂肪の割合が年々増加していますが、それに比例
して欧米型の肥満が増加しています。もちろん、それは高脂肪食による
影響だけではないと考えられますし、また4・3・3とはかけ離れた意味
での高脂肪食です。
単純に高脂肪食というのではなく、その意味合いを理解して実践する
ことが大切であるといえるでしょう。


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>230< Re: アメリカの情報 (中原 雄一) 05/16 01:05

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