スタジオ
エアロビクスインストラクター:相沢かおり / 中原雄一( 21/10/20 Wed 22:43 更新)

インターミディエイト

yuichi

「相沢さん、こんにちわ。BMがんばったおかげで、エアロビクスにもだいぶ自信がついてきたよ。音楽に合わせて体を動かすのにもずいぶん慣れてきたし、体力的にも自信がついてきたな。」

かおり

「yuichiさん、がんばっていたものね。」

yuichi

「そろそろ次のレッスンにも挑戦してみようと思っているんだ。INTって中級でしょ? チャレンジしてみようかな。実際、INTってどんなクラスなの?」

かおり

「ICOのINTは、BMの一つ上のレベルにランクされているレッスンです。BMに比べると目的がかなり具体的になってきます。ここでは

     

  • 心肺機能(心臓と肺の機能)の向上

  • 筋力の向上

  • 筋持久力の向上

などを目的にレッスンを提供しています。」

yuichi

「おっ、なんか本格的になってきたな」

かおり

「INTでは、ハイ インパクトを主体としたクラス構成になっているんですね。」

yuichi

「なに、それ?」

かおり

ハイ インパクトというのは、両足とも床から離れるような足の動作を言うんですよ。たとえば、ジョギングとか、ジャンプとかがそうですね。このような動作は強度を上げて、心拍数を高めるのには有利です。

それに対して、片足のうちのどちらかが必ず床についている足の動作をロー インパクトといいます。たとえば、ウォーキングやランジ(踏み込み)などがそうですね。足への衝撃が少なく、障害の発生率を抑える、という意味できわめて有効です。

ハイ インパクトとロー インパクトの中間的な動作をミドル インパクトと言いますが、ロー インパクトの動きを速くして、弾みをつけた動作がこれに当たります。

シャッセ、ヒップシェイク、チャチャチャなどのダンスの動作はコントロールの仕方によってロー インパクトにもなればミドルインパクトにもなり、またハイインパクトにもなるんですね。でも、これらは言葉で表現するのが難しい。」

yuichi

「なんだかわからなくなってきたぞ」

かおり

「実際にレッスンに出てみてください。INTになるとBMより曲調(BPM)も速くなってきますね。よりバリエーションに富んだ動きの組み合わせで構成されています。たとえば、一つの動きも筋の働きを養う、意味のある動作になっています。あるいは、遊びの感覚で行える動作が含まれることもありますね。」

yuichi

「よりハードになることで、心肺機能が鍛えられるわけだね。そういえばさっき、筋力・筋持久力も鍛えると言っていたね。」

かおり

「INTではより充実した筋コンディショニング、アイソレーション ワークを行います。スタンド エクササイズ(立位)もフロア エクササイズも充実しています。後者には臥位で行うものと座位で行うものがありますが、もうBMで体験したかな?」

yuichi

「よし、僕もそろそろ、INTにチャレンジしてみようかな?」

かおり

「もう一つ、中級クラスとしてC-L(コンビネーション ロー)というクラスも設定していますよ。これは、ハイインパクトに頼らないで強度を上げるというコンセプトのものなのですよ」。

yuichi

「うーん。迷うね」

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