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中原雄一( 21/10/20 Wed 22:43 更新)

ま行

 

  1. マジンドール [戻る]
    • 日本で最初の、そして唯一の(1998年現在)抗肥満薬。食欲をコントロールする満腹中枢のうち、摂食中枢に対して抑制作用を、満腹中枢に対して促進作用を持ちます。
    • また、この薬は交感神経系を促進し、副交感神経系を抑制するため、消化吸収能力の抑制、エネルギー消費の増大を起こすことができると考えられています。
    • BMIが35を超える場合のみ、医師によって処方されます。
  1. 脈拍数 [戻る]
    • 1分間当たりに触れる脈の数のことです。主に手首の動脈や頸動脈に触れることで測定することができます。
    • 心臓の鼓動そのものである心拍数とは普通区別されます。
  1. 無酸素運動(anaerobic exercise, anaerobics) [戻る]
    • 有酸素運動と反対の概念で、運動中にエネルギーを確保するために酸素を使わない運動を指します。
    • 無酸素運動では、運動の直接のエネルギー源であるATPを再合成して運動を継続するために、化学物質(燐原質)であるCP(クレアチン燐酸)を分解したり、食物エネルギーである糖質を酸素を使わずに分解し、エネルギーを確保します。
    • この方法は出力の大きな短時間運動で使われます。CPの貯蔵量には限界がありますし、糖質は酸素なしで分解されると乳酸という疲労物質を発生させます。この乳酸は筋に蓄積してある程度以上の濃度に達すると、筋収縮にかかわる酵素の働きを阻害し、以降の運動の継続を困難にしてしまうので、このシステムは長時間継続することができないのです。