中原雄一(
21/10/20 Wed 22:43
更新)
スキーに求められる体力要素
スキーの特徴
- ウィンタースポーツにおいて代表的なスポーツであるスキーは、寒冷な場所(基本的に高地)で、高速度のもと行われます。
スキーの種類と趣味のスキー
- 単にスキーといっても、競技として見ると、ノルディック スキー(クロスカントリー、ジャンプ)、アルペンスキー(スラローム、ジャイアント スラローム、スーパー ジャイアント スラローム、ダウンヒル)などがあります。趣味のスポーツとしてのスキーを考えると、アルペンスキーのトレーニング プログラムが参考として役立つでしょう。
必要と考えられる主な体力要素
全身持久力
- 特にきわめて高所で行うようなケースでは平地より酸素が希薄になることが考えられるため、全身に必要な酸素を十分に送り届けるための能力が必要になるでしょう。
主に下半身の筋力
- 趣味のスポーツとしてのスキーも比較的高速度で、急な方向転換をしたりコブを越えたりしながら進まなくてはならないため、主に下半身の筋力が必要になるでしょう。また、スキーで発生するけがを見ても圧倒的に下半身が多いため、その予防のための下半身のコンディショニングも必要になります。また、その安定を保つために腹部と下背部のコンディショニングも重要になると考えられます。
全身の動的バランス
- スキーにおいては、激しい動きの中でバランスをとる能力が要求されます。激しい方向転換や前傾のコントロールには、十分な筋力が必要になるでしょう。
動的な柔軟性
- スキーに限らず、あらゆるスポーツにおいて障害を予防したりパフォーマンスを高めるためには柔軟性が不可欠です。スキーに限らず、どのスポーツでも動きの中で柔軟性を発揮する必要があります。
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