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中原雄一( 21/10/20 Wed 22:43 更新)

スキーに多いケガ

けがの種類(発生数)

資料:『スポーツ等活動中の傷害調査(財団法人 スポーツ安全協会)』

  1. 骨折(202)
  2. 脱臼(含脱臼骨折:15)
  3. 捻挫(159)
  4. 打撲(63)
  5. 創傷(11)
  6. 靱帯損傷(81)
  7. 肉離れ(1)
  8. 腱断裂(5)
  9. 神経損傷(0)
  10. 無記入(26)
  11. 合計(563)

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けがの部位(発生数)

資料:『スポーツ等活動中の傷害調査(財団法人 スポーツ安全協会)』

  1. 頭頸部(38)
  2. 体幹部(28)
  3. 上肢(118)
  4. 下肢(367)
  5. その他(1)
  6. 無記入(1)
  7. 合計(563)

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けがの発生について

ダウンヒル スキーで小さなコブ、穴をジャンプするようなときには、両膝を深く曲げたまま200-400ポンド(約90-180kg)の力を両脚、あるいは片足にかけることになります※。膝を深く曲げた状態は非常に不安定であるために、膝の靱帯を損傷する可能性が高くなります。また、足首を固定された状態で高速度で進むため、下肢の骨折につながるケースも多いようです。

上肢のけがとして多いのは、親指の靱帯の損傷と肩の損傷だそうです※。

※『トータル ボディ トレーニング』リチャード・H・ドミンゲス
ロバート・S・ガジャ
監修:浅見俊雄
中嶋寛之
Book House HD, LTD. Tokyo

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