Rboard Pro for PC(ビジネスオアシス100シリーズのキートップ利用)
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中原雄一( 21/10/20 Wed 22:43 更新)

Rboard Pro for PC(ビジネスオアシス100シリーズのキートップ利用)

写真

 

仕様

品名 親指シフトキーボード
型名 Rboard Pro for PC
形状 本体とカールコードにて接続
キー配列 親指シフト
キー数 119
キーストローク 3.8mm
キーピッチ 19.05mm
キー刻印 OASYS 100シリーズの刻印
インターフェース PS/2タイプ Mini DIN6ピン
ケーブル長 FMV-KB611と同じなら約120cm
接続ケーブル コード中間部がカールコード

外形寸法(mm)
W*D*H

FMV-KB611と同じなら487.7*192.8*35.4
ライトグレー。ただし、付け替えたキートップはかなり違和感あり。
角度 チルト機構によりキーボードの角度を変えることが可能(5°)
定価 49800円
その他  ほとんどのAT互換機(ノート以外)に対応し、また主要なIMEに対応しています。また、内部にフラッシュROMを持っていて、これを書き換えることによって、配列を変更することが可能です。

固有情報

製造日  
購入日 1999年2月
使用期間 1999年2月~最近はときどき使用
製造場所 JAPAN
接続ハード 多数のAT互換機(自作含む)
利用OS Windows2000、WindowsXP
使用IME OAK-V8
利用ドライバ 106/109キーボードドライバ + Rboard Assist
Windows2000より、Rboard専用のキーボードドライバを利用するようになった。もちろん、かなロック制御のため、Rboard Assist3.0以上が必須。
その他   OAKB-193と刻印を除く見た目がほとんど同じ。Rboard Pro for PCは、このハードウエアをもとに作られたものなのかもしれない。キータッチはKB-611や2001年に追加購入したRboard Pro for PCより軽いような気がする(体感)。単なる経年変化かも。

特徴

このキーボードについては、刻印以外の見た目があまり変わらない富士通株式会社製のOAKB-193と比較してみようと思います。

OAKB-193

  • なにより、提供ツールを使ってほとんどのキーを自在に入れ換えることができます。これは、ハード(キーボード)側のROMを書き換えることで実現しています。
  • 「親指左」「親指右」(キートップには刻印はありませんが、富士通の親指シフトキーボードの呼称と同じに呼ぶことにします)を同時に押すことで、IMEのON/OFFを行うことができます。これは便利。
  • キートップはすべて付け替えたので、OAKB-193とはずいぶん雰囲気が異なります。
  • ホームポジションに置かれた右手小指横の後退・取消キーは、かなモードのときも英数モードのときも有効にすることができます。
  • キータッチはかなり軽めに感じます。

トラブル

かなモードずれが頻繁にみられます。どうも、マイクロソフト社製のアプリケーションと相性が悪いのかな?

  1. Windows2000のサービスパック1を導入したころから、OAK-V7、OAK-V8との組み合わせで、高速入力後無変換キーを押下するような動作で「アプリケーションエラー」を起こす。
  2. これについては、FMV-KB611やOAKB-193にても発生するので、ドライバというより、OAK6以降の問題なのかもしれない。
  3. Windows2000でIE、Outlookなど、マイクロソフトの製品を使うと頻繁にかなモードずれを起こし、刻印と異なる文字が入力されるようになる。これは大きなストレス。例えば、IEで表示されたフォームのテキストボックスに文字を入力し、プルダウンを変更したあと次のテキストボックスへ移動して、文字を入力しようとすると、なぜか「かなロック」がはずれていて、モードずれを起こす。パスワードも同様で、最初の設定時にかなロックがはずれているのに気づかず、とんでもないパスワードを設定してしまって、なかなか解明できなかった、というトラブルもあった。
  4. 3.の解決策は、(1)IMEをON/OFFする (2)いったん英字に切り換えて、かなに戻す (3)R5キーを押す。いずれにしても面倒ですね。

その他

以前秋葉原で触ったビジネスオアシスのキータッチが忘れられず、キー部品を傷つけたり修理したりしながら、苦心して作成したものです。予想通り、私にとっては非常にタッチタイプがしやすいキーボードに仕上がっています。

しかし、大きな欠点がひとつ。「打鍵音が非常にうるさい」のです。ICOは夜間にコンテンツ作成をすることが多いので、家族に不評でした。そのため、2001年以降はあまり使われていません。

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