このページでは、立位で行う筋力トレーニングに用いられる基本的なスタンスを紹介させていただきます。
正しいスタンスは、正しいトレーニング姿勢の土台となります。安定感のあるスタンスを身につけましょう。
![]() |
立位で行う種目において、最も基本的な広さをとるスタンスです。
指導者によってこのスタンスの広さは若干異なりますが、ICOでは、ほぼ肩幅の広さにとるスタンスをスタンダード スタンスと呼びます。
![]() |
このスタンスではスタンダードスタンスより歩幅を広くとります。
この広さについても、指導者によって(あるいは運動種目によっても)解釈が異なりますが、この写真の例では、肩幅の2倍程度の広さに立っています。
![]() |
スタンダードスタンスより歩幅を狭くしたスタンスです。
この種目は例えばサイド レイズで動作の可動域(動きの範囲)を大きくする目的で採用されます。
![]() |
写真のように、爪先がやや外側を向いたスタンスのことです。このスタンスは人間の関節運動に対して自然なものであり、例えばスクワットなどで膝を曲げるとき、その曲がる方向と同じ方向に爪先が向いている必要があります。
![]() |
写真のように、両足が平行に並び、爪先が真正面を向くスタンスのことです。
このスタンスは通常、ナロースタンスをとるときに使われます。逆にワイドスタンスで無理やり爪先を揃えることは、膝に負担をかける原因になってしまうのです。
![]() |
これは、写真のように爪先を真正面に向け、両足を平行に保つスタンスです。一説には、ふくらはぎの内側と外側を均等に鍛える効果があるとされています。
![]() |
こちらは両足の爪先を自然に外側に向けた立ち方ですので、膝などにかける負担が少ない立ち方といえます。
一説には、ふくらはぎの内側の筋肉を鍛える効果が高くなるとされています。
しかし、もし実際にそのような効果があり、それを意識してスタンスをとろうとするすれば、膝への不自然なストレスがかかるであろうと私自身は考えています。
![]() |
爪先を内側に向けたスタンスです。
一説には、ふくらはぎの外側の筋肉を鍛える効果が高くなるとされています。
しかし、もし実際にそのような効果があって、またそれを意識してこのスタンスをとろうとすることは、膝へ不自然なストレスをかける原因になると私は考えています。
このスタンスについては、私はおすすめしません。