中原雄一(
21/10/20 Wed 22:43
更新)
トレーニング種目についてアドバイスください。
Q(質問)
- 以前教えて頂いた腹筋台を使う「フライ」なんですが、実は数回やってみたことがあります。ですが結構スペースが必要なトレーニングなんですよね。
- 「腹筋台の長さ+両手を広げた分の幅 」部屋の広さを考えると中々億劫で、あまり続きませんでした。
- でも胸にはダイレクトに効きそうなのでこれから週に2、3回でもやってみようと思います。
- ところでインクラインフライやデクラインフライは両方やった方がいいのでしょうか?
- 勿論上部、下部と効果がある部位は違うのでしょうけど片方だけだとやはりかなりアンバランスになってしまうのですか?
- 胸の前で手を合わせるアイソトメック(?)トレーニングを結構やりますが、これは週に何回までやればよいのでしょうか?
- 懸垂ってふつう両肩より広めに手を広げてやりますが、手の間隔を肩と同じ幅でやった場合どの部分が効果的に鍛えられるのでしょうか?広背筋と三角筋に効果があるなら(特に広背筋)ぜひやりたいのですが..(公園のジャングルジムでやるんです)(男性)。
A(回答)
- フライは確かに場所をとりますので、実施のたびに腹筋台を移動しなければならず、面倒くさいかもしれませんね。私にも経験があります。
- インクラインフライとデクラインフライは環境が整えば両方行うのが良いのでしょうが、どちらかというと発達させにくい上部を鍛えるインクラインフライを優先させたほうがいいかもしれません。公園のジャングルジムを使うということですが、条件があえば「ディップス」という運動も大胸筋の下部を鍛えることができます。
- 胸のアイソメトリックスについては、古い文献では毎日行うと効果が一番高いという記述もありますが、他の運動も併用していますので、やはり他のトレーニング同様、2-3日に1回程度でいいと思います。
- 懸垂にも様々な方法があり、私はアンダーグリップで、拳1つ分位の幅で行うのが好きです。この方法は広背筋を効率的に鍛えるのに効果が高いといわれます。その結果、背中に厚みを付けるのにもよいという意見が多くなっているのですが、肩幅程度に握っても同様の効果があると考えられますね。
- 幅を広げて行う方法では肩甲骨周辺の筋肉、例えば大円筋などに効果が高いとされ、背中の幅を広げるのに効果が高いといわれています。事実かどうかは分かりませんが、私自身は感覚的には確かにその通りであるように思えます。
中原 雄一
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