ラウンジ
中原雄一( 21/10/20 Wed 22:43 更新)

ウォーキングによる減量と貧血

Q(質問)

  • もともと運動はとても嫌いで、あまりからだを動かしたことがありません。
  • 体重が増えてきたのでウォーキングを始めたのですが、ウエストは細くなってもふとももはあまり変わりません。今後細くなることは期待できますか?
  • また、ウォーキングで足の裏が火照って夜眠れません。ウォーキングで足の裏の毛細血管が切れて貧血を起こすようなことはないでしょうか?(女性:27歳)

A(回答)

  • 「太る」ということにもいろいろな要素が絡んでいて、とても複雑なのですが、これらの要素をなるべくストレスをためずにつぶしていくのが一番よい方法のように思われます。
  • 運動、ウォーキングもその一つのよい方法です。
  • 現在までウォーキングを行った期間、現在の体重、ウォーキングの回数(回/週)、時間などが分かりませんが、かなり高頻度で、時間を長く行っていると、足の裏のところで赤血球が破壊され、それが原因で貧血になる可能性がないとはいえません。
  • また、体重がご自分にとってかなりオーバーな状況であるような場合には、その確率はより高くなる可能性があります。靴も底の厚いものを選ぶようにし、薄いものは避けた方がいいですね。
  • 貧血に関しては、ウォーキングだけが原因とはいえない場合もないとはいえないため、そのような兆候がみられるとお感じになる場合は、運動プログラムに詳しい医師や、運動指導者が近くにいれば、一度相談されたほうがよいと思います。
  • 脂肪の落ちかたについては、いろいろなパターンがあるようで、これの分布も最近では遺伝によるものであることが明らかにされつつあります。
  • 先に落ちる場所、あとに残る場所は多くの場合起こる問題であって、もう少し継続することによって状況は変わるかもしれません。

中原 雄一

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