2002/05-2002/07:1週間目のスケジュール 筋力トレーニング
カンフー エクササイズにおいても、一定水準以上の筋力は必要になります。特に、普段は下にある足を、高いところまで持ち上げる、などの動作が伴いますので、おなか、背中、ヒップなどの筋肉が使われます。しっかり筋肉を鍛えておくことで、カンフー エクササイズのフォームの改善も期待できるわけです。より足を高く持ち上げられれば、エネルギー消費量も多くなりますね。
また、減量中に筋肉を落とさずに維持することによって、常にエネルギー消費量が高い状態を保つことが可能になります。
今回は種目数が少なめです。「意識を集中して」「どの部分の筋肉を使っているのか」を十分イメージして行ってください。そのために、あげるとき3-4秒、下ろすときも3-4秒という感じで、ゆっくりとした動作で行ってみましょう。
筋力トレーニングは、一般的な有酸素運動より、筋肉の破壊量が多くなりがちです。そのため、とりあえず、2日に1回、週3回-4回程度で行うのが無難であると考えられます。
腹部の筋肉は回復が速いとされていますが、筋肉が肋骨を引っ張るため、過剰に行いすぎると、肋骨を痛める(疲労骨折など)を起こす可能性があります。筋肉は回復が速いかもしれませんが、骨のほうに疲労が蓄積しないよう、十分に休ませてあげる必要があると思います。
カンフー エクササイズよりも先に筋トレを行ってしまうと、筋肉疲労のため、カンフー エクササイズのフォームを十分に行えないことがあります。筋トレはなるべく、カンフー エクササイズのあとに行いましょう。
現在のエクササイズに、こちらの筋力トレーニングを加える必要はありません。現在のエクササイズを継続して行ってください。