2002/05-2002/07:1週間目のスケジュール 直拳 - カンフー式ストレートパンチ
3)で学習した動作をくりかえします。まず、20回、ゆっくりとくりかえしてください。このとき、フォームの正確さと注意すべき点を十分に意識しながら行いましょう。
鏡を見ながらくりかえすことで、ご自分のフォームを少しずつ矯正していくことができるでしょう。
ゆっくり行ってフォームが固まったら、この動作を速くします。腕や肩の力を抜き、「放り投げるように」標的へ拳を届けます。1パンチ/1-2秒間から初め、100本/1分ペースにあげていきます。
なによりも、「無駄な力が入っていないこと」が大切ですね。可能なら、この動作を500回、1000回とくりかえせるようにしたいと考えているのですが、無駄な力が入っていると、回数をこなす前に疲労がピークに達してしまいます。ちょっとむずかしいかもしれませんが、無駄な力とは、三角筋や大胸筋など、からだの表面に近い部分の筋肉に頼るような打ち方をすると、無駄が多くなる、どいうことです。より持久力のある、肩の内部の筋肉などをうまく利用することで、負担を数多くの筋肉に分散し、一定以上の回数を行うことで、エネルギー消費量を増すことができるのです。