※注 非常に長いページです
まず、首の後側を伸ばしましょう。
写真のように両手を頭の後ろからサポートしてもよいのですが、頭の重みや首を前傾する力だけでも十分に伸ばすことができます。
10秒。
次に首の側面を伸ばしておきましょう。
写真のように手の力で引いてもよいのですが、意識的に首を倒すだけでもストレッチできます。
左右10秒ずつ。
肩の横についている筋肉を伸ばしましょう。
片方の腕を伸ばし、反対側の肘の部分で抱えて手前に引きつけるようにします。
伸ばす側の肩関節を下側に絞るようにするとストレッチしやすいようです。
左右10秒ずつ。
背中の上部をストレッチします。
膝を軽く折り、上背部を丸めるようにして両手を押し出します。
おなかを後ろに引くようにするとよく丸めることができるでしょう。
10秒。
ふくらはぎ、アキレス腱を伸ばします。
両足を前後に開き、両手を壁につきます。
前足のほうに体重をかけて後側の足のふくらはぎを伸ばします。
この状態から後ろ足の膝を折っていくと、ふくらはぎのもっと深い部分を伸ばすことができるようになります。
エクササイズでケガをしやすい部分ですから注意をしてください。
10-20秒。
ももの裏側の筋肉をのばします。
片足を伸ばし、反対側の足は曲げて伸ばした足の内側へ持ってきます。
この状態から、背筋を伸ばしたまま状態を前へ倒します。
10-30秒。
股関節周辺の筋肉を伸ばします。
両足の裏をつけて、なるべく股関節に近い場所まで引きつけ、両膝を地面に向けて沈めていくようにします。
背筋を伸ばしたまま前方に倒していくと、股関節の中の筋肉もよく伸びるでしょう。
10-30秒
おなかの筋肉を伸ばします。
うつ伏せになり、骨盤を床に押しつけたまま肘を立て、体を起こします。腰に負担をかけないように注意してください。
10-30秒。
最後に腰を伸ばしておきます。
フロアに仰向けになり、両膝を抱えて胸に近づけていきます。
腰を丸めるように意識しましょう。
10-30秒。
(1)ダンベル ベンチ プレス
この運動は、上半身の押す筋肉群を全体的に鍛えます。
ベンチの上に仰向けになり、両肩の横にダンベルを構えます。
写真では意識を高め、腰を守るために両足をベンチに上げていますが、慣れない方はとても危険です。両足をフロアに置いた方がよいでしょう。
息を吐きながら、ゆっくりとダンベルを上に持ち上げていきます。手首を曲げず、手の平の下の方で重量を支えるようにするとよいでしょう。
肘は常に手首の真下に置き、ダンベルの重量をダイレクトに支える形をとります。
最後にダンベルを上で合わせるようにしましょう。このとき、肩甲骨を後ろに残したままにしてください。また、肩を耳側にすくめず、なるべく脇を締める要領で行うのがコツになります。
息を吸いながらゆっくりとダンベルを下ろしていきます。
最後には大きく息を吸い込んで深呼吸の形をとり、胸を広げます。このことによって胸の筋肉をストレッチすることが可能になります。
筋肉を十分にストレッチしたら、次の動作に移りましょう。
(2)フロント ラット プルダウン
背中の筋肉を鍛えます。上半身に広がりを作ると、ウエストが細く見えるので有利です。
両手でマシンのグリップを左右均等に握り、引き下ろして腰掛けます。
基本的には親指を下から回してスタンダードに握りますが(スタンダード グリップといいます)、背中の筋肉に意識を集中するためには親指を上からかけるサムレス グリップがよいといわれます(写真)。
最初は肩の力を抜き、重りに任せて自然に背中の筋をストレッチします。
スタート姿勢から、まず肩を下の方に向けて絞り胸を張るようにします。
次に肘を脇に引きつけて、バーを胸の方に近づけます。よく、バーを胸につけようとするあまり、姿勢を崩している人を見かけますが、無理に胸につける必要はありません。写真のように、常に肘をグリップの真下に置く姿勢が一番効率的です。
この動作で、肩甲骨を内側に引かず、わざと外側に広げた状態を意識して行うと効果が高い場合もあります。
息を吐きながら行ってもよいのですが、この種目では吸いながら行ってもかまいません。
ピークで2秒程度止めると効果があがります。
次に、引きつけた肘をゆっくりと上に戻していきます。この動作は息を吸いながら行っても、吐きながら行ってもかまいません。
基本的には、肩の力を抜かず、肩を絞った姿勢で止めてすぐに次の動作に移ります。
最後の回では、肩の力を抜き、重りに任せて広背筋をストレッチします。
(3)スミス マシン スクワット
この運動は大腿部、ヒップなどを鍛える運動です。ヒップアップにも相当な効果があります。
この運動ではかなり大きな筋肉群を鍛えるので、「筋肉の発達によってエネルギー消費量を高める」という考え方をすれば最も効果が高い種目であることが考えられます。
まず、両足を肩幅に開き、爪先を軽く開いて立ちます。肩甲骨を閉じ、バーベルの下に潜ったら、盛り上がった肩甲骨の筋肉の上にバーベルを乗せるようにします。
両手はバーベルを握ります。肩幅よりやや広めに握ったほうが自然で行いやすいようです。
息を吸いながらゆっくりと膝を折っていきます。
膝は爪先の方向に折っていきますが、なるべく爪先よりも前に出ないようにしましょう。
膝に問題がなければ、写真の位置まで腰を下ろして、一瞬止めます。膝の関節より股関節が高い位置にあるように注意してください。
動作の間、背筋を伸ばしたままにしておいてください。
背筋が丸まらないよう、視線を高く保つように心がけてください。
息を吐きながら、ゆっくりと立ち上がっていきます。
最後は膝を伸ばし、体を真っ直ぐにします。
常に背中を伸ばした姿勢を保つようにしてください。
(4)クランチ
腹部の種目です。フロアに仰向けになります。両膝を曲げて、両足を揃えましょう。
両手は写真のように頭の後ろに置くか、おなかの上において腹筋を意識するようにしましょう。
スタートの状態から、息を吐きながら、ゆっくりとおなかを丸めていきます。
股関節を折り曲げるのではなく、おなかを丸めるのだということに注意をしましょう。
要領としては、おなかの筋肉を上から順番に巻き上げていくような感じです。
持ち上げきったところで、2秒ほど止めると効果が絶大になるでしょう。
息を吸いながらゆっくりと最初の姿勢に戻ります。
この姿勢ではなるべく休まず、すばやく次の動作に移るようにしましょう。
以上の動作を10-15回程度繰り返しましょう。最後の動作が終わったら、1-2分ほど休み、次のセットに入ります。
STEP1では2セット程度で結構です。
腹部の筋はあまり発達させることを考えないほうがよいようです。重りを持ったりするなどして負荷をかけすぎると、腹部の筋が肥大して、ウエストのサイズが増えることがあります。
以上でSTEP1のレジスタンス エクササイズは終了ですが、行った内容をノートに書きとめておきましょう。行った感想を書き留めておくとよいでしょう。
(5) ダンベル デッド リフト
プログラムが終了したら、整理運動としてストレッチングを行っておきましょう。翌日以降の筋肉痛をある程度防ぐことができるでしょう。
運動の状態から安静の状態に徐々に近づけていくという意味でも有効ですが、ウエイトトレーニングによる疲労を回復させ、トレーニング効果を高めるという意味でも重要です。
まず、首の後側を伸ばしましょう。
写真のように両手を頭の後ろからサポートしてもよいのですが、頭の重みや首を前傾する力だけでも十分に伸ばすことができます。
10秒。
次に首の側面を伸ばしておきましょう。
写真のように手の力で引いてもよいのですが、意識的に首を倒すだけでもストレッチできます。
左右10秒ずつ。
肩の横についている筋肉を伸ばしましょう。
片方の腕を伸ばし、反対側の肘の部分で抱えて手前に引きつけるようにします。
伸ばす側の肩関節を下側に絞るようにするとストレッチしやすいようです。
左右10秒ずつ。
背中の上部をストレッチします。
膝を軽く折り、上背部を丸めるようにして両手を押し出します。
おなかを後ろに引くようにするとよく丸めることができるでしょう。
10秒。
ふくらはぎ、アキレス腱を伸ばします。
両足を前後に開き、両手を壁につきます。
前足のほうに体重をかけて後側の足のふくらはぎを伸ばします。
この状態から後ろ足の膝を折っていくと、ふくらはぎのもっと深い部分を伸ばすことができるようになります。
エクササイズでケガをしやすい部分ですから注意をしてください。
10-20秒。
ももの裏側の筋肉をのばします。
片足を伸ばし、反対側の足は曲げて伸ばした足の内側へ持ってきます。
この状態から、背筋を伸ばしたまま状態を前へ倒します。
10-30秒。
股関節周辺の筋肉を伸ばします。
両足の裏をつけて、なるべく股関節に近い場所まで引きつけ、両膝を地面に向けて沈めていくようにします。
背筋を伸ばしたまま前方に倒していくと、股関節の中の筋肉もよく伸びるでしょう。
10-30秒
おなかの筋肉を伸ばします。
うつ伏せになり、骨盤を床に押しつけたまま肘を立て、体を起こします。腰に負担をかけないように注意してください。
10-30秒。
最後に腰を伸ばしておきます。
フロアに仰向けになり、両膝を抱えて胸に近づけていきます。
腰を丸めるように意識しましょう。
10-30秒。
STEP2はSTEP1からさほど時間が経過していないため、それほどの変化はなかったように感じるかもしれませんが、一つ一つの動きをより確実にこなしていくようにしましょう。このプログラムは20日間実施するのが目的ですが、ご自分で時期を調整していただいて構いません。