中原雄一( 21/10/20 Wed 22:43 更新)

最終日に行うこと

• "Shape-up!! Before Summerにご参加の皆様、どうもおつかれさまでした。
• 電子掲示板や電子メールでの問い合わせの結果からしか状況を窺い知ることはできませんでしたが、後半はエネルギー切れをされた方も多かったのではないかと思います。
• このようなプログラムで一番懸念されることは、「完全主義」と「頑張り過ぎ」です。一番はじめから「やるぞ」という気持ちが強過ぎると、後半の、特に比較的はやい時期でのガス欠につながりがちです。また、「絶対にこれを完全にこなしてみせよう」という完全主義もかなりの高率で失敗してしまいます。
• ここまでの期間を一区切りにして、目標を達成された方、そうでない方両方いらっしゃると思いますが、以下のプログラムで締めくくってみましょう。

1.ノートを準備

• STEP1-3で使用してこられたノートをご用意ください。

2.測定と目標の設定

• 以下の各項目の測定 … ノートに新しく記録してください。
  • 身長(cm)
  • 体重(kg)
  • バスト(cm)
  • ウエスト(cm)
  • ヒップ(cm)
  • 上腕囲(cm)
  • 大腿囲(cm)
  • 下腿囲(cm)
• 結果の評価 … 最初に設定した目標および5/31に再設定した目標と比較してください。
• 評価
  • 目標の達成度はいかがでしたか? もし、目標を達成されている場合は思い切りご自分をほめてあげてください！ ただし、そこまでの過程でご自分が無理をしていなかったか、もう一度確認をしてみる必要があります。どこかに無理があったり、ご自分に嫌なことを強制しているプログラムであれば、この先の継続が難しくなるからです。
  • 今後、さらに次の段階の目標を設定していただいてもかまいませんし、維持するためのプログラムを再設定していただいてもかまいません。維持目的であれば、現在のプログラムから、筋力トレーニングの頻度を若干減らしていただいてかまいません。
  • 目標の達成度が低いと思われたかたは、最初の目標設定に無理はなかったでしょうか? あるいは、食事・運動に十分な配慮があったでしょうか? ノートに再び目を通して、確認してみてください。記憶に残らない部分で、「ああ、このような状況だったのか」と再発見できるかもしれません。
  • もし気づいたことがあれば、新たにノートに書き残してみましょう。
  • そして、反省も新たに次の目標を設定しようというかたは、1ヶ月単位で期間を区切って、この期間に把握できたご自分なりのペースで、無理のないように行われることをおすすめします。
• (余裕があれば)写真撮影 … 効果を視覚的に確認できます

3.食事の見直しと反省

• 最初に書き出した、無駄な食事、無意識な食事などを見直し、現在それが効率的に減らされているかどうか確認してみてください。改善されているでしょうか?
• 食事は、主食、主菜、副菜がそろっているでしょうか? 主食だけ、主菜だけ、あるいは副菜だけ、などというアンバランスな食事内容になっていないでしょうか?
• STEP1-3の期間で、意識的に脂肪の摂取を控えめにするなんらかの工夫は試みましたか?
• これらが少しでも改善されていれば、"Shape-up!! Before Summer"の食事は一応成功といえるでしょう。逆に全く変わっていないなら、目的を達成するのは困難だったのではないでしょうか。
• これらについての反省点と評価できる点をもう一度ノートに書き出し、今後どのように行っていくかを検討しましょう。あなたのノートは、それが正しく使われている場合、あなたにとってのかなりのヒントが残されているはずです。
• 今後、ICOでも一般的なインフォメーションを行っていく予定です。それらを参考にして、ぜひ今後も食事に対して少し意識をお持ちになり、接してみてください。

4.エクササイズの反省

• STEP1-3では、定期的にエクササイズが行えましたか? あるいは、生活活動強度を高めるための努力はできましたか?
• これらについての反省点と評価できる点をもう一度ノートに書き出し、今後どのように継続していくかを考えましょう。あなたのノートは、それが正しく使われている場合、あなたにとってのかなりのヒントが残されているはずです。
• 今後、ICOではエクササイズについては特に幅広いインフォメーション活動を展開していく予定です。それらを参考にして、ぜひあなたご自身に合ったエクササイズを選択し、継続して実行してみてください。

5.その他

• 早いもので、2ヶ月もあっという間に過ぎ去ってしまいました。私自身にとっても、電子掲示板、Shape-up専用の電子掲示板、そしてメールなどの対応に加えて、私自身の転職問題などが重なり、大変ハードなイベントになりました。
• 皆様にご満足いただけたかどうかは分かりませんが、現場で指導するプログラムと比較して、「皆様の顔が見えない」「年齢がはっきりしない」「生活状態・健康状態もはっきり分からない」など、私の中では様々な問題点が次々に浮き彫りになったプログラムでもありました。やはり、これだけは実際にその方について、顔色を見ながら指導していかなければどうにもならないものなのではないかと思われました。
• また、内容的にもインフォメーションが十分でなく、あるいはたびたび修正した誤植もあり、難解な部分もあったことも反省点だったと思います。
• 今後、または来年のこの時期、似たようなイベントを行うかどうかはわかりませんが、今回の教訓を生かしてまいりたいと思います。
• ご参加誠にありがとうございました。