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中原雄一( 21/10/20 Wed 22:43 更新)

1996年度人口動態

 

65歳以上15%を突破

  • 自治省が8月6日にまとめたところによると、住民基本台帳に基づく今年3月31日現在の人口動態は以下のとおりです。

人口動態

  1. 全国総人口 … 125,257,061人(前年比0.27%増=342,688人増・5年ぶりの増加)
  2. 65歳以上の老年人口 … 19,333,231人(前年比3.85%増・総人口の15.43%)
  3. 出生者数 … 1,208,578人(微増)
  4. 一世帯平均人数 … 2.75%(過去最低)
  5. 年少人口(15歳未満) … 19,425,387人(1.46%減・総人口の15.51%)
  6. 生産年齢人口(15歳~64歳) … 86,498,427人(0.10%減)
  7. 年齢不詳 … 16名(年齢別統計に含まれず)
  8. 性別 … 男性61,492,904人、女性63764157人
  9. 世帯数 … 45,498,173世帯(1世帯平均2.75人)
  • 今回の調査で、65歳以上の老年人口の割合が総人口に対して15.43%と初めて15%を超え、高齢化が一段と進んだことが分かりました。

老年人口割合(都道府県別・高い順)

  1. 島根県 … 22.65%
  2. 高知県 … 21.36%
  3. 山形県 … 20.89%
  4. 鹿児島県 … 20.77%

老年人口割合(都道府県別・低い順)

  1. 埼玉県 … 10.79%
  2. 神奈川県 … 11.90%
  3. 千葉県 … 12.03%
  • 町村単位では、山口県東和町の48.13%が最高となっていますが、全国320町村で老年人口が30%を超えているそうです。
  • 1997年8月8日(金)現在、中原は鹿児島に帰省していますが、実家の団地であまり若い人、こどもを見かけません。この団地ができたころ、私が小学生のころはとてもこどもが多く若いお父さん、お母さんばかりだったというイメージがありますが、私が30歳を超えている今、当然のことなのかもしれません。
  • 今後も老年人口は拡大していく見込みで、労働人口は減少し、年金など、将来の社会福祉を支える財源の確保がさらに厳しくなることが予想されます。
  • 世界に例のない急速な高齢化が進んでいる日本において、なるべく長きにわたって「自立できる」体力を確保しておくことはとても重要になるでしょう。心臓や肺を鍛えるといわれる有酸素運動、自立のための骨格と筋力を鍛える抵抗性運動(レジスタンス トレーニング)をなるべく若年時に開始しておくことが望ましいと思われます。
  • また、ある程度高齢になっても軽い運動を楽しむ習慣を持つことで、QOL(クオリティ オブ ライフ)を高めることが可能になるでしょう。
  • 適切なプログラムを植えつけていくためには、運動指導者の役割は大きいと思います。また社会的な責任も大きくなっていくことでしょう。
  • インストラクターのみなさん、一緒に頑張って行きましょう。
  • インストラクターでない方も、信頼のできる指導者を見つけて楽しいエクササイズ ライフを満喫してはいかがでしょう?

参照:南日本新聞(1997/08/07 朝刊)

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