アスレチック ジム
トレーニングアドバイザー:山田豊治( 21/10/20 Wed 22:43 更新)

1レップ・トレーニング

1レップだけのトレーニング

僕はDSTのトレーニングを開始してから様々なタイプのトレーニングを実施して来ました。

また、インターネット上で知り合った人達からも独自に工夫されたDSTのバリェーションを教えてもらいました。

ネガティブだけのトレーニング、速めのテンポ(といっても5秒、5秒)のトレーニング、回数の多いトレーニング(10秒、10秒で10回)等です。

1レップだけのトレーニングは上記のトレーニングのバリェーションのうちの一つです。

僕自身は背中の種目のチンニングでこのタイプのトレーニングを実施しました。

今、記録を振り返ってみると「自分には最も合っている方法」という結論が出たので来年は全面的に採用するつもりです。

1レップトレーニングは文字通り「1回しか行わないトレーニング」です。

DSTではポジティブ、ネガティブに10秒から60秒をかけて行います。

チンニングでは(例えば)30秒かけて身体を引き上げて30秒かけて身体を下していくのです。

僕自身は(30秒、30秒)の方式で実施するつもりです。

1セット1分が僕には合っているからです。

1回しか行わないトレーニングはより正確なトレーニングが実施出来ます。

3レップ行う方法だと3レップ目が雑になることがよくありました。

最も辛いポイントをスピードをつけて上げたりするのです。

僕もベンチプレスの最後のレップの押し上げのスタートを速いテンポにすることがあります。

1レップなら、この心配はありません。

この方法に似た方式で大きな成果を得たボディビルダーもいるそうです。

ロブ・コラチノという名前でした。

彼の方法は1レップの間に静止の時間を加えたものです。

インクライン・ダンベルカールの場合、ゆっくりとダンベルを引き上げてトップポジションに到達する前のポイントで可能な限り静止します。

我慢出来るだけ我慢してトップポジションまで引き上げて下していきます。

下す時にも静止のポイントで可能な限り耐えるそうです。

1セット実施するのに1分から2分もかかるそうです。

彼はミスターUSAのタイトル保持者で56センチという巨大な腕をこの方式で作り上げたそうです。

1部位に1種目1セットを週に1回が基本トレーニングだそうです。

僕自身はこの1レップトレーニングが「ゆっくりと正確に行う」DSTの究極の方法と感じています。

楽なトレーニングでは無いので初心者や大きな意欲の無い人にはお勧めしません。

しかし、やる気のある方で現状を打破したい方は挑戦して下さい。 

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