アスレチック ジム
トレーニングアドバイザー:山田豊治( 21/10/20 Wed 22:43 更新)

デジタル ストレングス トレーニングについて

僕のトレーニングは、他に例を見ないほど型破りなものです。

「デジタル・ストレングス・トレーニング」と自分では呼んでいます。

電子メトロノームを使用するので「デジタル」とつけました。

高度に学問的な深い意味はありません。(笑)

基本的な方法は、極端に動作のスピードを落としてウェイトトレーニングを行うというものです。

電子メトロノームでテンポを管理するのが特徴です。

アメリカの「スーパースロー」法を参考にしましたが、相違点も増えてきました。

形にはまってバリィエーションの無い「スーパースロー」では発展性が少ないようにも思います。

僕のオリジナルという意味で「デジタル・ストレングス・トレーニング」と呼びます。

「スーパースロー」についても簡単に説明しておきます。

アメリカのケン・ハッチンスは「ゆっくりと反復するウェイトトレーニング」をきちんとした形式に整えて「スーパースロー」と名付けた人です。

しかし、ウェイトトレーニングの世界で動作をゆっくりと繰り返す方法は以前からあったのです。(だから、「ゆっくりと反復するウェイトトレーニング」は加圧式筋力トレーニング法のように特許として登録出来るものではありません。)

ハッチンスは「ゆっくりと反復するウェイトトレーニング」を発明したのでも発見したのでもなくて、最初に本格的な研究を始めた人と言えるでしょう。

ケン・ハッチンスが「ゆっくりと反復するウェ イトトレーニング」の研究を始めたのはノーチラスのプロジェクトに参加していた時のことです。

体力の無い老人にウェイトトレーニングを教える方法を模索していた彼は「ゆっくりと反復するウェイトトレーニング」に辿り着いたのです。

普通のやり方ではウェイトトレーニングを出来なかった老人もゆっくりとなら正確な動作をマスター出来ました。

「ゆっくりと反復するウェイトトレーニング」なら、老人でも体力の無い人でも実行出来るのです。

僕も腹膜炎を起こして5週間の入院の後、リハビリとして「デジタル・ストレングス・トレーニング」を採用して、トレーニングを始めました。

去年の10月19日のことです。

様々なアイデアは入院中のありあまる時間に考えたものです。

大好きなジョギングも出来ないほど弱った身体でも「デジタル・ストレングス・トレーニング」なら実行出来たのです。

僕が、「デジタル・ストレングス・トレーニング」を開始してから8ヵ月になります。(2000年6月時点)

以前は悩まされていた怪我が全く無くなりました。

そして、期待していなかった筋肉の発達も素晴らしいものがあります。

45歳にして20代後半の時を越えるコンディションになりました。

どんなトレーニングをしても不可能だった20代後半の全盛期の身体に週に2回、1回30分のトレーニングで戻すことが出来たのです。

何処までいけるのか、試してみたいものです。

「デジタル・ストレングス・トレーニング」のコンテンツ(徐々に増やしていきます。)

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