![]() |
この握り方は最も基本的で、どの種目においても基本の握りとされる方法です。 この方法では、始めに4本の指をバーにかけ、最後に親指を上からかぶせるようにします。 写真でみても確認できると思いますが、親指を使ってバーをくるむ形になりますので、安全性が高いことが分かります。 初心者の場合、必ずこの握り方から始めるようにしてください。 |
![]() |
![]() |
この握り方は、中・上級者向けのものです。 サム アラウンド グリップとは異なり、バーにかけた4本の指と同じ方向から親指をかけるのが特徴です。 このグリップは、体幹部のトレーニングをするときなどに、前腕に余計な負荷をかけないようにすることができ、多くの人に好まれているようです。 しかし、高重量でトレーニングをする場合など、バーが手から抜けやすいのも事実。実際、この握り方で、ベンチプレス中にバーベルを胸に落下させ、怪我をした人を見たことがあります。 もし、顔面や首に落としていたら大事故です。十分に注意をしてください。 改めて、初心者向きの方法ではないことを付け加えておきます。 |
![]() |
![]() |
このグリップについては、順を追って説明しましょう。まず、親指を先にバーにかけるようにします。一般的に使われるサム アラウンド グリップとは逆ですね。 |
![]() |
次に、その親指をくるむように、4本の指を曲げ、しっかり握ります。
|
![]() |
この方法も分かりにくいので、順を追って説明します。まず、バーに対して、小指と薬指を先にかけるようにしてください。 |
![]() |
次に、先にかけた2指の上に親指を渡すようにします。 |
![]() |
最後に、親指を人指し指と中指の2本でくるむようにしてください。
|
写真のように、バーベルを体の前に置いた場合、手のひらが自分のほうを向く握り方です。
これはオーバー グリップとは逆。バーベルを体の前に置いた場合、手の甲が自分のほうを向く握り方。
オールターネイト グリップ(alternate grip)とも呼ばれます。片方をオーバー グリップで、もう片方をアンダー グリップで握ります。
この握り方はフック グリップなどと併用し、高重量のデッド リフトを行うような場合などに用いられます。支える力がとても強いのが特徴です。
基本的に、最も自然な手幅で握るグリップのことを指します。ですから、種目によって握り幅は異なってきます。
一般的に使われるスタンダード グリップよりも広めの幅で握る方法です。ですから、この場合も種目によって握り幅が異なることになります。
ちなみに、この写真では、バーベルの中央を中心に、81cmのところに、ちょうど中指が当たる程度に握っています。ベンチ プレスの大会では、この幅より広く握ってしまうと反則になってしまうのです。
スタンダード グリップに対して狭い幅で握る方法です。ここでは、拳1個分を広げて握ってみましたが、アップライト ロウイングやナロー グリップ ベンチプレスなどでよく使われる幅です。
安定感が小さいので、注意が必要です。